2023 年度 日本造園学会全国大会公開シンポジウム
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■テーマ:ランドスケープ分野における
デジタルトランスフォーメーションの広がりと未来
■主 催:公益社団法人 日本造園学会
■会 場:南九州大学都城キャンパス
■日 時:2023年6月17日(土)14:00~17:00
■参加費:無料
■開催趣旨
近年、DX、すなわちデジタルトランスフォーメーションによる社会課題解決やデータ駆動型イノベーションの創出が展開されている。ランドスケープ分野においては自然環境、社会環境の調査を通じた計画設計が行われ、その調査研究、教育活動も多数展開されてきた。計画設計におけるCADなどの表現技術、GISを用いた地理情報分析等の利用は、既に身近なものである。しかしながら、昨今のDXは、通信情報などの大量のデジタルデータを用い、多様な教育、研究、医療などの分野を通じ、生活に深く広がりつつある。デザインを標榜する私共の分野には、ランドスケープを基調とした新たなデジタル社会のあるべき姿を描き、デザイン活動を進め、DX技術を用いて社会の課題を解決していくことが求められている。本シンポジウムでは、国内外の取り組みを伺いながら、あるべき将来像を俯瞰し、これから何をなすべきか会場の皆様と共に議論を行う。
■プログラム
○開催地挨拶:14:00~14:05
南九州大学 環境園芸学部 環境園芸学科 教授
平岡 直樹
○趣旨説明:14:05~14:15
九州大学 大学院芸術工学研究院 環境設計部門 准教授
朝廣 和夫
○ビデオ講演:14:15~15:00
「オーストラリアにおけるランドスケープ分野のDXの広がり」
“DX in Australian Landscape Architecture
– Australian Environmental Design and the Internet of Nature”
アデレード大学 ランドスケープ&アーバンデザイン主任
Director of Landscape Architecture and Urban Design,
School of Architecture and Built Environment
University of Adelaide, Australia
スコット・ホーキン(Dr Scott Hawken)
○ビデオ講演:15:00~15:30
「情報科学からみるDX ~参加型モバイルセンシングとコミュニティ形成〜」
九州大学 大学院システム情報科学研究院 情報知能工学専攻 教授
荒川 豊
○対面講演:15:30~15:45
「ランドスケープデザイン分野におけるDXにまつわる個別技術」(仮)
九州大学 大学院芸術工学研究院 環境設計部門 准教授
高取 千佳
○休憩:15:45~16:05
○パネルディスカッション:16:05~16:15
・「今後のランドスケープデザインとDXの視点・論点」
筑波大学 システム情報系 教授 村上 暁信
・ディスカッション:16:15~16:55
コーディネーター:朝廣和夫
パネラー:高取千佳、村上暁信
〇総括:16:55~17:00
日本造園学会・理事、千葉大学 大学院園芸学研究科 教授
柳井 重人