研究推進委員会フォーラム2

【都市公園リノベーション計画技法研究推進委員会】

2023年6月18日(日)13:25~14:55【会議室1201 座席数120】

都市公園リノベーションの
計画技法の体系はいかにあるべきか


■目的

 我が国における都市公園の新設事業がますます減少していくなか、ランドスケープ界においては、その事業量確保のため「リノベーション事業」を計画的に事業化し、着実に実施していく体制整備が必要となっている。
 このような中、近年各地でリノベ事業が進められるようになってきたが、その事業経緯を見ると新設公園のようにマスタープランから始まる計画的な整備というよりも、その現場ごとに生じた事情などをきっかけに事業化されたものが多く、どのようにリノベ事業を計画し、事業化し、さらに事業を運営していくのか、体系的に確立したものがない。さらに、リノベーション事業は、新設事業とは異なり、既存の公園施設を作り替え、さらに多様な主体を巻き込み新たな機能を発揮させていくものであり、事業・計画手法の内容が多様化、高度化して各自治体の現場では手探りで事業が進められている。そこで、本研究推進委員会ではリノベーションの計画技法を体系的に明らかにしていくため、先進的なリノベ事業の内容分析を進めてきたが、そのなかから計画技法の端緒ともなりうる体系が見えてきた。本フォーラムではその内容を会員と共有し意見交換を通じてさらにその技法を深めていきたい。
 今回は、特に民間の様々な立場(計画設計、造園施工、管理運営)からリノベ事業に取り組んだ経験を踏まえたコメントをベースに議論を進めたい。
 

■主な参加者と役割

1.事例の整理から見た現行のリノベーション事業の業務内容とそこでの課題
   平田富士男(兵庫県立大学) 
2.複数公園をパッケージで管理する手法を通じた
  まちづくりへの貢献と公園のリノベーションのあり方
   佐藤留美(NPO法人NPO birth)
3.地域の造園業が持てる資源を活かして主体的に仕掛ける
  公園リノベーションのあり方
   後藤 幸(岩間造園(株))
4.ランドスケープアーキテクトとして
  多様な業界との協働で主導するマネジメントのあり方
   德永哲((株)STEP)
 以上の話題提供をもとに議論を進め、新設の計画技法との差異の明確化し、これからのリノベーションの時代において、ランドスケープ界が取り組むべき計画技法研究の方向性を見定める。

 


■連携する団体

 日本造園学会都市公園リノベーション計画技法研究推進委員会、ランドスケープ経営研究会